

代表の挨拶
時間の経つのは早いものです。この鹿島の地に、鹿島臨海工業団地が誕生してから58年。我が社は、その団地内外の諸企業の工場で働く人々に食を供し、亦、団地内外の工場に必要な原材料を搬入する船舶に食材及び舶用品を提供する、そんなサービスに従事する企業として、工業団地誕生と共に産声を上げ、工業団地の発展と共に、育ってきました。
長い歴史の間には、未曾有の困難もありました。2011年3月の東日本大震災の際には、この地域一帯も被災を免れませんでした。周辺の食や食材供給企業が、軒並、被災し、臨海工業団地内外の工場で働く人々への、弁当や給食の提供が途絶える中、我が社一社のみ、そうしたお客様方への、命綱たる食の供給を途絶えさせませんでした。細やかではありますが、そうした実績こそが、地元への貢献を使命とする我が社の自慢の種であり、矜持の根拠ともなっております。
もちろん、自慢出来ることばかりではありませんでした。反省の材料も多々あります。しかし、反省は、その後の改善と欠点克服の実行が伴わなくては意味がありません。我が社は、そうした意味で、間違いもするが、その後の反省や改善も早い。そんな会社でありたいと思っております。この地域で弁当工場として最初の農林水産省・厚生労働省のHACCP(アメリカ航空宇宙局【NASA】の危機管理システム)高度化基準認定資格取得工場(全国で22番目、茨城県で1番目)となり、最新鋭の工場設備を導入したのも、そして今、そうした工場設備を抜本的に改修、衛生保持レベルの引き上げに努めているのも、我が社の創設の精神を表しているからに他なりません。
鹿島臨海産業は、2021年初旬、生まれ変わります。提供する弁当や食の、味が変わり、メニューが変わり、そして衛生保持の観点から、作り方すら一変します。亦、お客様の多様化するニーズに応じ、サービスの内容も、より洗練されたものに仕上げて参ります。どうかこれからも、食を通じて、この地域の発展に貢献する企業、鹿島臨海産業への温かいご支援のほど、よろしくお願いする次第であります。

代表取締役 鷲尾 友春


沿革
- 昭和43年05月 鹿島港湾振興株式会社として発足(当初の事業内容は港湾運送事業を主体に、船舶食糧供給、給食、スーパーマーケット、構内荷役等)
- 昭和45年10月 当時の茨城県知事の命名により鹿島臨海産業株式会社と社名を変更
- 平成18年3月 厚生労働省・農林水産省HACCP高度化基準認定資格取得工場竣工
- 平成19年7月 企業向け独身寮運営開始
- 平成21年12月 デパート向けおせち製造開始
- 平成23年3月 東日本大震災 1日も欠かさず弁当供給(表彰状の写真)
- 平成23年12月 船舶部門「海宝」造船 就航
- 令和元年9月 茨城国体 弁当供給
- 令和2年3月 コロナ禍
- 令和3年1月 砂山食品新生計画 起動


会社情報
社名 | 鹿島臨海産業株式会社 |
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代表取締役 | 鷲尾 友春 |
本社所在地 |
〒314-0112 茨城県神栖市知手中央1-15-23 TEL. 0299-96-5951 FAX. 0299-96-5961 |
資本金 | 6000万円 |
設立 | 昭和45年10月 |
従業員数 | 130名(平成24年1月1日現在) |
取引銀行 | 筑波銀行、千葉銀行、三菱UFJ銀行 |